こんにちは!
「普段着着物復興計画」のキャンディです。
【着物を普段着のファッションとして楽しめる世の中】を作りたくて活動しています。
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着物の柄でよく言われるアレ




※あくまで私の意見です。
季節と花の柄
「花が描かれている着物は、その季節しか着れない」
「その花が咲いてる時期は外して、先取りで着る」
着物をちょっと知ると、そんな言葉を聞くこともあるのでは。
そこから派生して
「この着物は梅の柄だから、着る時期が短いから買うのやめよう」
「いやいや、これは抽象柄だから大丈夫」
「枝が描かれていないから着れるよ」
「礼装の着物は着る時期が限られると不便だから、四季の花全部描いてある」
・・・そんな話まで出てきちゃうこの話題!
浴衣を販売していても、
「夏なのに桜の柄って大丈夫ですか?」
と聞かれることもあります。
着物を始める頃って、そんなにたくさん持ってないから、
「もうこの着物は着れない時期だ」なんて困っちゃいますよね。
ルールではない
季節に合わせるのは、あくまで「粋」「おしゃれ上級者」。
絶対のルールではないんです。
とはいえ、着物を着ない人にも広く浸透しているイメージではあるので、
礼装のときはちょっと気にしてもいいかもしれませんが⋯
礼装の着物ならだいたい他の花も描かれているので大丈夫。
こだわってその時期の花を選んで行けば
「前々からこの場を楽しみに用意して来たんです」感は出るけれど、
そうじゃない柄だったとしても失礼には当たりません。
カジュアルなら好きなものを着てOK!
桜と一緒に咲き誇ってもいいし、
散ってしまっても「私が咲かしとくわ」で着ててもいい!
いちゃもん付けられたら、人のファッションに文句付けてくる方がどうかしてるので、
逃げましょう(笑)
礼装、主役の場合
結婚式の和装で新婦から
「梅が好きだから梅柄にしたいんだけど、式は夏で⋯」
と相談されたこともありますが、
主役は好きなもの着て大丈夫!!!
あなたを輝かせるための衣裳なんだから、あなたが遠慮してどうするの!!!
春でも「梅」と「桜」では時期が違います。
着物を着る時期を考える、という過程を通して、
そんな些細な変化も感じ取れる。
それは素敵なことだと思います。
だけど、そのために着れないのはもったいない。
現代では、毎日着物を着れるわけではない人が大半、
花の時期を気にしていたら、せっかく好きな着物を着れなくなってしまう。
時期が外れて着たっていいし、
「今年はちょうどの時期に着れた!」も素敵。
それぞれの楽しみ方で、いいと思いますよ。
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