こんにちは!
「普段着着物復興計画」のキャンディです。
【着物を普段着のファッションとして楽しめる世の中】を作りたくて活動しています。
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〈今回は着物と少し離れますが、現在主催しておりますプログラムの内容です〉

着物を着る人を増やそうと、個人でイベントを開催してきました。
その結果、店を持ったり、TVに取材されたり、講演会に呼ばれたり⋯

そこで思いました。
イベントを大きくすることには興味がない。

次は「みんなが思い思いのイベントを開催することで、世の中にいろんな楽しみが増えたらいいな」を目指します。
そこでオンラインプログラム「飴式イベント塾」として、イベントの作り方をお伝えしています。


過去のアーカイブはこちらから聞けます。



今回は「告知画像の作り方」。

音声配信では伝えにくいので、実際の画像を見ながら説明していきます。


今回の配信はこちらから聴けます↓
下記の説明以外にもポイントを喋っているのでぜひ。
https://x.com/8Candy9/status/1865357729734574281?t=qrbsrZSiysknAxMY46FCcQ&s=19



画像は、以前私が作ったこちらを参考に進めましょう。

やり方は人それぞれなので、順番等は変えて構いません。
全体を説明しながら、注意したいポイント等をご理解いたたければと思います。

また、今回は初心者さん向けの基礎の基礎です。
お伝えするポイントは絶対ではなく、デザインによってはあえて無視した方がいい場合もあるので、ご自身の感覚を信じて作ってみてください。
告知画像も、あなたが主催するイベントの個性の一つです。あなたらしさが出ててOK!



※各画像をタップすると拡大して見れます。
川越完成





①必要事項を書き出す

告知画像に入れるべき内容を書き出します。
フォントやサイズは適当でOK。

下書き

②タイトルを配置する

タイトルは目立つところに配置します。
ポスターやチラシにするなら【遠くからも読める大きさ】、
SNSなどネットだけで使うにしても【サムネイルでも読める大きさ】を意識します。
私は画面の1/4くらいの大きさを目安にしています。

最近は文字が小さいのも流行りですが、オシャレ感よりわかりやすさ。
知ってもらえなければ意味がない。


タイトル以外で、補足説明やオプション説明的なものは小さくしておきます。

おおまかなサイズを決めることで、配置がある程度見えてきます。
作り方1

③タイトル部分を塗りつぶす

写真を先に入れてもいいけれど、今回はこちらから。

写真の上に文字入れをするのはオシャレなんですが、実はテクニックが必要です。
余白が多い写真なら良いのですが、そうでないとモチーフに被って読みにくくなるので、文字や写真の色など細かい部分を調整して、読みやすくしなければなりません。

そこで初心者にも簡単なのが、文字の部分を塗りつぶすこと。
テーマカラーを決めて塗りつぶします。
今回は画面の半分くらいを塗ってますが、これくらい思い切っちゃったほうがインパクトのあるデザインになります。


テーマカラーの決め方

テーマカラーは、イベントのイメージに合わせた色で。
今回は和っぽい雰囲気にしたかったので、濃い緑。
(川越は「ジェンダーレス着物散歩」の第3弾。
第1弾の浅草はエンジ色、第2弾の横浜は水色だったので、今回は違う色として緑に。
シリーズ企画として、配置はほぼ同じで色や写真を変えることで、前回までを知っている人にアピールできるようにしました。)

色は、写真の中の色から一色取っても統一感が出ます。

また、テーマカラーは
メインカラー1色、サブカラー1~2色に抑えたほうがスッキリ。
色数は多くなるほど難しくなります。
センスがある人は、どうぞ好きなだけ使ってください。

作り方2jpg


④写真を入れる

写真の選び方は配信でも説明しますが、
【A,場所のイメージがわかるもの】と【B,イベントの雰囲気がわかるもの】があるとベターです。

A:下見などで撮影してきてもいいし、なければフリー素材を。
B:過去に似たイベントをしたときの写真など。なければイメージに近い写真を。


私はこれを作るときに以下を用意しました。
用意した写真

作り方3jpg
動きを出すために集合写真はナナメにしました。


集合写真は白枠を付けていますが、白枠がないとこんな感じ↓
写真枠なし

ちょっと同化してしまって、わかりにくいですよね。
写真を重ねる際は注意してみてください。




⑤ワンポイント入れてバランスを取りつつ、イベント内容を伝える

①の必要事項の時点では書いていませんでしたが、空白ができたので。
スペースを埋めてバランスを取りつつ、さらに内容を伝える文字を入れます。

ここで文字だけにしてしまうと上下の文字と判別しにくくなるので、丸枠を入れました。
枠内に入れることで吹き出しのような効果が出て、「補足説明なんだな」と、パッと見でわかりやすくなります。

また、箇条書きにすることで、長々した文章より理解してもらいやすく。
作り方4jpg

⑥フォントを変えてイメージUP・読みやすく!

フォントを変えることで、イメージをより伝えやすくなります。
また、同じフォントだけで構成すると、メリハリがなく読みにくい画面になりがち。

イメージに合ったフォントを探しましょう。


〈注意〉
フォントは2つまで!
たくさん使うと読みにくくなります。

装飾性の高いフォント:
タイトル、吹き出し的な部分などワンポイントで使う。

読みやすいフォント(明朝、ゴシックなど):
説明的な部分や文章は読みやすいフォントで。


■読みやすくする工夫
ポイントになる部分に工夫を。
サイズ、太字、斜体、下線、文字を斜めに配置、影付け、フチ取りなど。

逆に説明部分でこれをやると、装飾過剰な印象になり読みにくい。
(以下画像で見ると、「着物レンタル」は装飾文字で太字、その下の説明はサイズを小さくしてノーマル文字。)

作り方5jpg



⑦ブラッシュアップ

「ちょっと安っぽい⋯?」
「なんか垢抜けない」
そんなときの一工夫。

作り方7jpg

ちなみに②で入れ込んだ写真はこちら
背景

浅草のときに使ったものでデータに残っており、なんとなく馴染みが良かったのでそのまま使用。
ただし、ちょっと色が濃くて文字が見えにくいので、上からホワイトを薄く塗って調節。



ホワイトを重ねる前↓
説明部白掛けなし


重ねたあと↓
川越完成

写真の上に文字を重ねる場合はこういう方法もアリです。




良い写真がなければ、色を入れてしまうのも。
説明分一色

ちょっとベッタリしますが、真っ白よりは馴染みます。
この色は写真の塔から取った色。面積が大きいところから取ることで統一感を出します。




⑧小技で読みやすく!

上記の説明に入れられなかった小技を紹介します。
小技というか、超基本的なことですが⋯。
作り方8jpg




こんな感じで作っています。




■こんな下手なところからここまで来ました!


難しく感じてしまうと思いますが、
私も最初はこんなん↓でした!😂

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この時の瓦割りは初開催で画像もないから、文字だけ!!!
タイトルも読みにくい!
これが2017年、7年前です。



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3回目の瓦割りは、画像を入れるということを覚えました!
2018年です。

この頃はまだLINEのグループで募集していて、ほぼ知り合いだったので、これでも参加者は結構いましたが…

SNSでも出してたけど、フォロワーが少ないのもあり、あんまり来なかったですね。
ただ、SNSでも話題性はあり、いいねがついたりフォロワーさんが増えたりしました(笑)


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2022年になると、画像2枚で説明するという技を身に着けましたね。

1枚目で興味を持たせ、2枚目で細かい説明、というスタイル。


この回は割ってる写真のインパクトで大成功。
参加してない人からも、数年後に話題にしてもらえるほどでした。
写真て大事ですね!

ここまで画像で説明できると、知り合い以外でも、SNSから参加者が増えてきます。

正直初期のは何だか分からないですもんね(笑)



説明が細かいものになると、画像を4枚使ったものもあります。2023年。

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1枚目
まずは興味を持ってもらい、2枚目を見てもらうためのデザイン。
タイトルで企画の意図も説明することで、ターゲットを絞って訴求します。

2枚目
時間や金額の説明。

3、4枚目
さらに細かい説明。
内容が多いので、分けることで、関係ない部分は読まなくて済む形をパッと見て分かりやすく。



■参考にしている本

私がよく参考にしている本です。

『失敗しないデザイン』
平本久美子 翔泳社
初心者さん向け。
今回の記事で書いたことは、ここから学んだ事が多いかも。
「伝わらないデザイン」と「伝わるデザイン」をビフォーアフターで比較し、ポイントも解説してくれるので分かりやすい。
今読み直しても分かりやすくてびっくりする(笑)
チラシや画像を作る必要がある人以外にも、企画や商品作りをする人には読んで欲しい一冊。




『イメージをパッと形に変えるデザイン大全』
尾沢早飛 SBクリエイティブ
中級〜上級向き。
イメージに合わせて様々なデザインが載っているので、色や配置、文字などを真似して作るとセンス良く仕上がります。
作りたいイメージが沸かないときも、ペラペラめくってるとアイデアが出るので重宝。
ただし、自由度の低いアプリ等を使ってると再現できないかも…。
初心者さんには「これを作りたいけど一体どうやれば?」となりそうなので、ある程度できる人向け。



今回は以上です。
実際に作ってみることでどんどん上達するので、遊びでもいいから作ってみてください。


配信はこちらから聴けます↓
https://x.com/8Candy9/status/1865357729734574281?t=qrbsrZSiysknAxMY46FCcQ&s=19




以上はこちらのオンラインプログラムのために書いた記事です。


イベントを主催することで仕事になり、独立し、店を持ち、TVに取材されたり講演会に呼ばれたりするようになったキャンディが、企画の立て方から集客、SNS運用までお伝えします。

配信は無料!
Xのスペースにて
https://x.com/8Candy9


有料会員様にはより身に付けていただくための特典を用意しております。



■今までの配信アーカイブ・ブログをまとめました。


まず自己受容を育てると、できることが広がります。


「行動しなかったら成功しない」と分かっているのに行動できない人へ。
意志が弱いとか気合が足りないとかの前にコレ読んで。




「女性が着る男着物の写真集」好評発売中!

ジェンダーレス着物を取材していただきました!




イベント、オリジナル商品、お店、その他の情報は全てここに!


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