こんにちは!
「普段着着物復興計画」のキャンディです。
【着物を普段着のファッションとして楽しめる世の中】を作りたくて活動しています。
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虎ノ門ヒルズで開催されている
「ティファニー・ワンダー」に行ってきました!
展示されてるジュエリーはもちろん、
空間の作り方、映像、解説、とにかくすごかった!
チケット代これでいいの…?ってくらい良いものを見せてもらいました。
混雑状況や所要時間、持ち物、中の様子までレポしていきます。
■来場日の混雑状況
6/8㈯、午前9時からのチケットで入場。
朝イチだったので列もなく、入場はスムーズでした。
じっくり見てるとどんどん混雑してきましたが、
人混みで押されたり、身動きが取れないほどではありませんでした。
■所要時間
所要時間は2時間半ほど。
私はかなりじっくり見ていたので、人により・混雑具合により、もっと短くても見れると思います。
■ギフトショップの待ち時間
見終わったのが11:30頃、ギフトショップはなんと50分待ち!
でも結局、15分くらいで入れました。
LINEで予約を取り、順番が来たら通知が来るシステム。
ずっと並んでなくていいのでラクですね。
■オススメの持ち物
アプリで音声ガイドが聴けるので、イヤホンやヘッドホンを持って行くと良いです!
※音声でなくても文章でも読めるので、そちらも併用でどうぞ。
写真を撮ったり音声ガイドを聴いたりするなら、バッテリーもあると安心。
混雑しがちなので、カバンは小さめにするか、大きい荷物はロッカーへ。
■服装
「まだあるの!?」ってくらい贅沢な規模と展示数なので、気合いを入れたヒールはやめて、慣れた靴がオススメです。
着物で着てる人も何人かいました。
キレイめコーデが多かったように思います。
まぁこういうとこはお洒落する機会だからね!
洋服の方は、ゴリゴリにドレスアップしてる人はさすがにいなかったと思うけど、
タウンカジュアルからお食事会くらいの方まで、それぞれでした。
人が多いし展示品に目を取られてるから、他人の服装まで見てる人そんなにいないと思います!
私は職業病(笑)
■インスタ
Instagramに投稿するとステッカーがもらえたり、
ARで遊べたりするので、
アカウントが無い方で興味があれば、事前に用意して行くと良いかと思います!
しばらくログインしてない方も事前にログインを!
公式サイトはこちら
それでは場内の画像盛りだくさんでレポしていきます!
入ってすぐ、映像作品!
華やかな映像に歴代のジュエリーたちが散りばめられています。
ソファもあるので、ここでイヤホンや音声ガイドをオン!
最初は「これぞハイジュエリー!」って感じのものが並びます。
ティファニーは世界五大ジュエラーに数えられているそうで、
その中でも比較的親しみやすいブランドなのではないでしょうか。
三越の広告。
1972年にティファニーの1号店(サロン)が、三越にオープンしたそうです。
バブル期とか人気だったのかな…
びっくりしたのがこれ!
壁紙じゃなくて、織物…!!
展示品が飾られた回廊から次のお部屋まで、結構な長さです。
繰り返しのパターンではなく、ティファニーの歴史を感じるストーリーに沿った柄…!
壁紙にはない重厚感とあたたかみでした。
こちらのお部屋の壁も織物。
ここでQRコードを読み込むと、ARで遊べます。
Instagramが必須なのかな?
何が出るかは現地でのお楽しみ!
後で調べたら、ティファニーは2023年頃からAR試着等も活用しているそうで、
面白い使い方だなと思いました。
私はスマホ(Android)のせいか上手く使えなかったんですが、
一緒に行った友達のiPhoneはちゃんと使えてました!
お家に帰ってからはお子さんが遊んでるようです。
帰ってからも遊べるの良いな。
自然をモチーフにしたアクセサリー。
左上のブレスレットは石みたいですよね。
正統派のジュエリーだけじゃなく、こういうテイストもあるんだ…。
多分、時代背景もあるんだと思います。
こんなの一歩間違えたらチープになりがちなのに、素材の良さとデザインと技術力で見事にまとめ上げてますね…!
遊び心あふれるデザインも。
高級品て、売りやすさや分かりやすさで無難なデザインに走りがちだと思ってたんですが(偏見)、
それを通り越していろんなチャレンジが出来るのがハイジュエラーたる所以か…
職人さんの実演もあります!
ここでは道具を使って彫る体験をさせてくれました。
貴重!
まがりなりにも物を作る人間なので、腕の動かし方とかに共通点があってテンション上がりました!
「バード オン ア ロック」
有名らしいんですが知らなかった(すみません)。
歴代の名作が並ぶ中、このショーケースはひときわ人が多かった。
撮影が困難で、デザインがよくわからなくてすみません。
光ってるのは鳥のモチーフです。
「昭和のお家によくあるやつ」って友達と話してたんだけど、調べたら「ティファニーランプ」っていうんですね。
〈余談〉
ステンドグラスランプとどう違うのか調べたら、
ステンドグラスは「ケイム式」と「ティファニー式」があって、
ケイム式は窓やドアなど大型で平面、
ティファニー式は小さなガラスや曲面も可能らしいです。
ステンドグラスというと教会とかのアレのイメージ、一般的にはケイム式。
そこに新たな技術で革新を起こしたのがティファニー、って理解でいいのかな。
ジュエリー以外でも技術力…ッ!!!
某安価な海外通販でも「ティファニーランプ」でお手頃なランプが売られていたので、憧れなんですねぇ。
分かる、レトロで可愛いもん。
日本からインスピレーションを受けた作品も。
日本の彫金や漆等の技術が活かされていて、
ジュエリーというクラフトマンシップと通じるところがあったのかなと思います。
日本の衣桁(着物を掛けるもの)を所有しているデザイナーもいたとか。
こちらは紐類が掛けられていますが、こんな風に使ってたなのかな?
続いてはディスプレイ。
様々な趣向を凝らして、物語を感じさせる造りになっています。
服と違って小さな宝石、
ショーウィンドウで足を止めさせる、世界観の作り込みが大事だったのかなぁと想像。
人が着けているというよりは、舞台の一場面のように配置して、ライティングや映像も使って作り上げるものが多かったように思います。
歌川広重からインスパイアされた、今回のための新作も素晴らしかったです。
並びすぎてて正面から見れなかったけど、それでも楽しめました。
ジュエリーを使ったアート作品でしたね…
アートといえばこちらも。
カメラマンが撮影したジュエリーたち。
水や氷の中など様々な背景で撮影されていて、美しさが際立っていました。
本物よりディテールの細部が見えるかも?(笑)
ティファニーといえば、映画「ティファニーで朝食を」
回転式の座席で、映画のワンシーンを観られるコーナーも!
衣裳や台本、ポスターも展示されてました。
日本版のポスター、初めて見たかも。
あふれるレトロ感。
トロフィーもありました。
トロフィーって宝石商が作るもんなのか…
スターたちのジュエリー。
こういうのって多分オーダーよね?
ヒゲのコーム…!
フレディ・マーキュリーのファンの間で、このエキシビションで見られると話題になってたそうですね。
去年オークションで、2800万円で落札されたそうです…!
そしてダイヤモンド!
創業者のチャールズ・ルイス・ティファニーは、
1840年代、フランス社交界からジュエリーを購入し、貴重なジェムストーン(天然石)をアメリカ国内で初めて公開したことにより、
マスコミから「キング・オブ・ダイヤモンド」と称されたそうです。
アメリカでダイヤモンドといえばティファニーだったわけですね。
カラーストーン等の独創的な作品に比べて、ダイヤモンドは比較的、正統派なデザインが多いかな?
白銀の輝きでそう見えるだけかもしれませんが…
でもやっぱり、時代ごとの流行があって面白い。
各国の王室のジュエリーもありました。
こちらにも職人さんの実演。
ダイヤ削ってるとこ。
なんか人形感あるの何故…(笑)
そしてこちらがこのエキシビジョンのメインビジュアルにもなっている、イエローダイヤモンド。
希少なダイヤモンドとのことで、
最後のお部屋は、ショーケースに入ったこちらの専用部屋。
ルパンが盗むのこういうやつだよね。
歴史上、このダイヤは4人しか着けていないとのこと…!
オードリー・ヘプバーン、
レディ・ガガ、
ガル・ガドット、
ビヨンセ。
「選ばれた人しか着けられない」なんてどこの中世社交界?
そんなものが現実にあるのにびっくりだよ…
展示のメインとあって、人だかりが最高潮。
ケースに近づくまでしばらくかかりました。
高い天井からの映像で解説があって「あ、これスゴイやつですね」と分かるようになってるのが親切。
そして、ライティングのせいか、素材そのものの輝きか、すんごい光ってる…
お陰で、普段スマホで撮影しない年代の方は滞在時間が非常に長いです。
メインだから撮りたいもんね。
警備の方が
「カメラの光量を下げると綺麗に撮れますよ」
って横からアナウンスしてくれて超絶親切なんだけど、
そもそもそんな機能、ご存じない人も結構いるのでね…。
そんなこんなでここは混みます。
でも天井からの映像で感動モードが持続してるので大丈夫。
造りが秀逸だよ…!
じっくり見て2時間半、
出口から出るとギフトショップ。
入場制限があり、LINEで順番を取ってお手洗い等に行ってたらすぐでした。
記念に何か欲しかったんだけど、まぁそこそこするね…
もうちょっと庶民が買いやすいものがあると嬉しかったけど、
あまり迎合してもブランドの品格を落としかねないので仕方ない。
ポーチ(3,000円)やトートバッグ(5,000円)はあったけど、あまり好みでなかったのでスルー。
見ている分には楽しかったです。
50分待ちと言われてたのに15分で順番が来たのは、多分、買う人が少ないから…?
でも人によっては複数買ったりしてたので、ティファニー好きな方は結構来てるんだろうな(そりゃそうか)
後からXで見たら「百貨店の外商さんからチケットもらった」って人もいたので、
これくらいの価格帯をお土産感覚で買う層も結構いるんでしょう…!
ショップの出口にあったポスター前で。
行きたくなった方はこちらからどうぞ〜!
6/23までだよ!
今回のコーデ。
浴衣の中に襦袢を入れて、着物風に。
草履にしようかと思ったんだけど、一日歩くのを考えてサンダルにしました。
冷え性だからソックスとアームカバー、ストールも。
ティファニーブルーの浴衣があれば…と思ったんだけど、良いのがなかったので、帯で水色を。
半衿にも水色入れてます。ボーダーだけど(笑)
小物類はこんな感じ。
最近ピアス着けてなかったけど、前日に可愛いの見つけて、この日に着けたい!と思って買いました。
ハンドメイドのです。
ここで買ったよ〜(浅草)
https://www.instagram.com/handmade_box_official
ティファニーはあんまり知らなくて、
「ティファニーで朝食を」やティファニーブルー、オープンハートネックレスくらいのイメージしかなかったんですが、
今回の「ティファニー・ワンダー」で興味が出ました。
1837年、ニューヨーク創業とのことですが、
ファッションでいえばイギリスではヴィクトリア朝の豪華なドレスが主流の時代。
ということは社交界があり、豪華な宝石類にも需要があった頃。
(フランス革命は終わってるので、貴族の独裁ではありませんが、産業革命はまだこれから。)
アメリカは貴族がいないわけで、宝飾類を購うにも、ヨーロッパの貴族とはまた違う事情があったのではないか。
そこから恐慌、大戦を経て、時代も大きく変わる中、存続することの価値。
デザインの変遷にも時代を読み取れるのが面白かったです。
歴史的なこと、知識的なことは家でも調べられるけど、
実際に実物を見て感じられるというのは、なかなかできない体験。
本当に行って良かった!
このあと虎ノ門ヒルズのランチにも行きましたが、これもとっても良かったので、またレポします!
https://www.instagram.com/flour.water.trahills
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最近のフリーサイズ浴衣は大きくなってる傾向!
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