こんにちは!
「普段着着物復興計画」のキャンディです。
【着物を普段着のファッションとして楽しめる世の中】を作りたくて活動しています。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


そろそろ浴衣の季節ですね。
You Tubeを見ながら着付けする人も多いのでは。

今回は動画や本では細かすぎてなかなか解説できない、大切なポイントを描きます!



■着るための手順と、きれいにするための手順がある

着物も浴衣も、「手順が覚えられない」という話をよく聞きます。

着付けは分解すると
「①着るための手順」
「➁きれいにするための手順」
があって、

「①着るための手順」だけなら結構カンタン。
前を合わせて、紐を締めて…


「➁きれいにするための手順」が難しくなりがちなんです。

体型やサイズ、生地感、色々な要素で変わってくるので、経験値が必要!


だから「難しい」「きれいに着れない」「着崩れる」「苦しい」となるんです。

着付け師さんはこの辺を何百回と練習しているから、キレイに着せられるんですね。



今回は「➁きれいに着るための手順」
…というかそれ以前の超基本!なお話。


腰紐1


ちょっと考えてみてください!
手元に腰紐がある方は、やってみてね〜





腰紐2

文字が細かくなっちゃった…画像タップで大きく見れます。
腰紐3


腰紐4


■実際にやってみて!

やってみると、AとBでは、力がかかる部分が全然違うのがわかると思います。

背中はしっかり締めることで安定します。
前側は沿わせる程度で大丈夫。
結ぶ時にゆるんだり、逆に締めすぎちゃうことがよくあるので気を付けて。


胸紐は特に注意!
内臓に当たる部分に不要な力がかかると、苦しくなります。

でも、それが怖くてゆるく締めてしまうと、胸元が押さえられなくて衿がガバガバに…


■紐だけ練習がオススメ

イキナリ着物や浴衣を着ずに、洋服の上から紐だけ練習してみるのがオススメです。

気を付けるポイントが多いので、最初のうちは戸惑うと思いますが、慣れれば大丈夫。



10回くらいやると思考の回路ができる。
20回くらいやると頭が慣れる。
30回くらいやると手が慣れる。
40回くらいやると身体が慣れる。
50回くらいやると身体に紐を当てた時点でスイッチが入って何の疑問もなく締められるようになります。

(回数には個人差あるけど、2〜3回で諦めないでくださいってハナシです!)

目をつぶって身体の感覚だけで締めるのもオススメ。
現代人は視覚に頼ってる部分が多いので、身体の感覚に注意を向ける練習です。



■正解はこれだけじゃない!

紐の締め方は色々なやり方があります。
これだけが正解ではないので、
「あの人のやり方間違ってる!」とか思わないでください(笑)

私は私の考え方でこれを採用しているだけです。



それと、着崩れの原因は複合的。
「衿元が崩れる」1つをとっても、原因が様々です。

1つ1つ潰していけるように、今後も解説していきますので、
「紐をちゃんとやってるのに着崩れる!」
なんて思わないでくださいね(笑)


まずは紐が出来ないとどうにもならない。
今回は、土台となる基礎の基礎の解説でした〜。



クラウドファンディング挑戦中です!


着物を安心して手放せる場を作りたい。

こんなイベントもやってます。


浴衣を着物風に着こなすコツ!



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ご覧いただきありがとうございました!

読者登録していただくと
更新したら、通知がLINEに届きます✨
また見たい時にすぐこのブログを探せます✨
⇩⇩⇩⇩⇩⇩⇩⇩⇩⇩⇩⇩





twitterでは着物のこと、日々のコーデ、マンガなど発信してます!
⇩⇩⇩⇩⇩⇩⇩⇩⇩⇩⇩⇩





私のお店のアカウントです👘
⇩⇩⇩⇩⇩⇩⇩⇩⇩⇩⇩⇩
Twitter
Instagram

 IMG_20221118_120151




浅草で、金曜日だけのお店を営んでいます。
着物を始めたときにつまづいたこと、失敗したこと…
「気軽に相談できるところがあったら」と思って始めたお店です。

◆着物着放題
◆ジェンダーレス着物体験
◆着付け教室
◆ワンポイントレッスン
◆縫い物レッスン
        and more・・・



最後までお読みいただき、ありがとうございました!