こんにちは!
「普段着着物復興計画」のキャンディです。
【着物を普段着のファッションとして楽しめる世の中】を作りたくて活動しています。
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先日の店のツイートから、帯締めのコーディネートのお話。
▼ツイートはこちら
今日のトルソー
— 着物始め ワタサナ@出張は金曜日以外 (@AsakusaWatasana) August 19, 2022
夏前半、射すような日差しの頃は、負けないような強い色の気分でしたが、
最近は纏わりつくような暑さに変わった気がします。
少しでも涼を呼び込みたい、薄い色合わせ。
帯締めも、色は薄くても紐の質感が入るだけで、ぼんやりしがちな組み合わせを引き締めます。#浴衣コーディネート pic.twitter.com/8Kg5pgMBp2
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こちらの浴衣の帯締めを変えて、印象チェンジしてみます。
浴衣に帯締めって使っていいの?
ダメ、なんてことはないのでご安心ください。
浴衣に使う半巾帯だと、帯締めは不要な場合が多いです。
ただ、帯の結び方よっては必要ですし、帯が緩むのを防ぐ意味でも、私はよく使っています。
浴衣用の飾り紐でもいいですね。
このコーデが似合う人は?
白ベースに柄の「浴衣」 × 白ベースに柄の「帯」なので、
ベースは淡×淡=上品になりやすい組み合わせ
ただし、柄がハッキリと強めなので、個性派寄りなイメージです。
似た色柄の浴衣と帯は、一般的に、ぼやけてしまいがち。
これが似合うのは、繊細で柔和なタイプのお顔立ちの方です。
柄が強いので、ちょっと個性的にしたいときにオススメの組み合わせ。
▼淡い色の着物のコーディネートはこちらもご参考に
似合わない人も、ひと工夫で似合わせられる!
上記に当てはまらない方は、ぼやけてしまうと思います。
そんなときは、帯締めで強さをプラス。
今回は省きましたが、髪飾りや帽子、履物、バッグなどで調整すると更に似合わせられます。
▼コーディネートの基本はこちらから
似合うものを着せるだけでは不充分
お仕事で、いろいろな方のスタイリングをさせていただいています。
着物(浴衣)と帯の組み合わせはもちろん重要ですが、小物も同じくらい重要。
スタイリングの流れはだいたいこんな感じです。
①着る人のお顔立ち、体型、キャラクター性やポジション、
着る目的、季節、行く場所等をうかがってコンセプトを明確にする
↓
②着物と帯で大雑把にイメージを決める
↓
③小物類(半衿、帯締め、帯揚げ、履物、髪飾り)で調整
↓
④着る人のコンディションや現場の状態で、着付けの細部を調整したり、小物を変えることもある
スタイリングというと②のイメージかと思いますが、ただその人に似合うだけでは不充分。
TPOを踏まえて、その人がその場で最大限の役割を果たせるように外側を作るのがスタイリングです。
着物と帯だけでは精度が低くなってしまいますが、
小物でバランスを取っていくことで、よりその人に、その場に、着る目的に沿ったコーディネートが出来る。
私はそう考えています。
逆にいえば、手持ちの着物や帯が1組しかないとしても、小物使いで多種多様なバリエーションが組めます。
仮に「ちょっと似合わないかも…」という着物と帯の組み合わせだったとしても、小物を工夫して似合わせることも出来ます。
これが着物の面白さの一つだし、「着物」という衣服の懐の広さの一つだと思っています。
だから着物はやめられない~!(笑)
スタイリングを体験してみたい
私の店舗で「きもの着放題」というメニューを用意しています。
スタイリストと一緒に、似合うものをじっくり1時間試せるメニューです。
店舗について
浅草で、金曜日だけの営業です。
(他の曜日は出張にて受け付け可能です)
詳細、他メニューはHPを御覧ください。
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最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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