初めて着物を買うときって、やっぱり緊張すると思います。
新品は高いから当然だけど、安い古着でも不安はあります。
今回は、私が初めて古着を買ったときのお話。
古着ならではの悩み、「サイズと汚れ」。
私はサイズはクリアしやすいんですが(身長低いので)、
汚れはどこまでが許容範囲なのか、最初はわからない!
本とか見ても正解はなくて、個人の着方や生活、感覚で違ってくる部分が大きいです。
着ているうちに「案外目立たないな」「結構大丈夫だな」って経験を積んでいく。
「こういう色や柄なら、汚れも目立ちにくい!」って自分の基準ができてくる。
でも初めてのときは何もわからない。
「こんなところに汚れがあるの、恥ずかしい?」
「何か言われたらどうしよう」
とドキドキでした。
もし、このとき丁寧な店員さんで、
「気になる人は気になるかも…」
って一緒に悩まれてたら、古着を気軽に楽しむのに、もっと時間がかかっていたかもしれません。
あんまり気にしないタイプのおじちゃんで良かった!
あと、あのとき勇気を出して聞いて良かった!
初めて自分で買った羽織はよく覚えています。
親や祖母の着物がたくさんある家だったので、習い始めてすぐはそれを着ていたんですが、
初めて自分の好みで買ったもの。
今見るとその羽織はおとなしい柄で、洋服の感覚でも合わせやすいものでした。
ワンピースに合わせて着たりもしています。
汚れは、柄に紛れて、よく見ないとわからないかな~、って程度。
その後はもっと派手な柄のもの、そしてもっと汚れがあるものも買うようになりました。
新品では見つからない色や柄。
古着を着るなら多少の汚れや破れとも付き合っていかねばですが、
それをひっくるめての魅力が、古着にはあるんですよね。
あのときのおじちゃんは、どうやったら会えるかわかりませんが、
「おかげさまで着物を楽しんでます!」って伝えたいです。
▼前回の着物マンガ
▼着物が好きなのは「違う常識」がここにあるから
▼最初は難しかった柄の組み合わせ、今は自然にできるようになりました
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